二十年以上前、ミャンマーの山村をめぐるトレッキングをしていた時、村人に口々に言われました。「あなたは日本に生まれてラッキーだ。女性で仕事をして稼ぎ、その金を自由に使って旅行ができる。ミャンマーに生まれたらこんな人生は送れない。全然違う人生になっているだろう」
当時、世界最貧国の一つに数えられていたミャンマー。市バスの運賃が日本円に換算すると2円でした。割安のアジアの国の中でもぶっちぎりの安さに驚いたのを覚えています。そしてそれは裏返すと、ミャンマーの人たちが気軽に海外旅行に行くことがとても難しいという事なのですが、当時の私はそのことを理解はしても、そのことの悔しさや虚しさを実感することはなかったのです。
今、海外から来た人の目には日本の物価はどんな風に映っているのでしょう。レンタサイクルで未舗装の道を、土ぼこりをあげて走ったミャンマーの風景をいまでも思い出します。
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観光客でごった返すJR京都駅で母と落ちあい、気の向くままに街を散策しました。東本願寺で渉成園にまつわるパネル展示を読み込んでいたら、娘が「そんなに面白い?」とげんなりしはじめたのでクリームソーダで機嫌をとり「もう一つ見たいところあるけどいいかな?」とだましだまし龍谷ミュージアムへ連れて行きました。私のお目当ては特別展示の東北の仏像、もちろん娘は仏像に興味があるわけもなく、またしても虚ろな目で薄暗い館内をうろうろ…まずい。
次の日はアスレチックに連れて行き、体を動かすレジャーで盛り上げ、さらに娘のお気に入りの和雑貨店にも連れて行って帳尻を合わせました。
昔から古い物が好きな私にとって京都・宇治・奈良は永遠のテーマパーク、もっとこの魅力を知って欲しいと思います。なので古民家が蘇っておしゃれな店になり、観光客で賑わう様子をみると嬉しくなります。また江戸で頑張って働く気力を蓄え、帰路に着いたのでした。
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私は「メキシコは平和やね〜」と冷めていましたが、馴染みの美容師さんは「ついに宇宙人の正体が暴かれた!」と大興奮で、そこから二人で「果たして地球外生命体は存在するのか、いるとしたらどんな?」でひとしきり盛り上がりました。誰も見たことないのですから、言いたい放題です。
正体のよく知れないウィルスに対して憶測が飛び交い、必死に防御するという活動をここ数年人類は続けていたわけで、それと比べるとメキシコのミイラへの対応はいかにも雑でどう考えても粘土で出来ているとしか思えませんが、これが世界中で話題になったという事は、余裕が出てきたのか人類。それともこれは新たなる戦いの幕開けなのか。
いずれにせよメキシコ人の感性や国民性にかなり興味が湧いたのは確かで、もしかしたら海外旅行もメキシコブームが来るかもしれませんね。
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赤茶色の大地に岩山が突如そびえるウルルでは、周囲の草原の静けさと夜の星空が印象的でした。都会の生活が続くと、ずっと昔からそのままの自然の美しさが心に染みます。オーストラリアはまだ開発が進んでいない手つかずの土地も多く、キャンプなどは日本以上に盛んなようです。社会にどこかゆとりを感じるのは、平日は街で働いて、休日は自然の中でのんびり過ごせる環境が、人の心を健全に保たせているのかもしれません。
それにしてもコロナ以後、どんどん海外の物価が高くなってきて、日本の物価感覚で海外に出ていくと焦りますね。危機感を感じます。
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そんなのんびりした学校で、先日夏祭りが開催されました。なんでもコロナが過ぎて復活したとのことで、地元の方と学校の共催です。かき氷やヨーヨーすくいなどの無料屋台が校庭に並び、大賑わいでした。
体育館では生徒達が歌やダンスを披露していました。正直、素人のかくし芸の域を出ない出し物の中で、光っていたのは生徒達のバンド演奏でした。
普段の学校生活ではあまり目立たない生徒がいつの間に練習したのか、緊張しながらも全力でギターをかき鳴らし、ドラムを叩きつける姿は青春そのもの! 私は終始感動していました。
お金をかけた巨大イベントや超一流のパフォーマンスなどには一定の感動が約束されています。ですが、時折出現する普通の人の一生懸命な姿だって、充分に心を揺さぶられます。そして、学校はそんな瞬間に出くわすことの多い職場なんです。
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そんな時に生きるのが、旅先でトラブルに向き合ってきた経験です。SOSを発信して周囲を巻き込んだり、怒らずに粘り強く話したり、何とかして解決の道を探ります。そして一番大事なのは「その時なりのベストを尽くした」と結果を前向きに捉えて気持ちを切り替える楽天性かと思います。
乗るバスを間違えた、集合時間に遅れた、おつりをごまかされた、十四時間列車を待った、お金をだましとられた、興奮した牛から逃げた…。想定外の出来事に対峙してきた結果、トラブルの最中にいる生徒に「大丈夫、大丈夫、何とかなるよ〜」と自信を持って元気づけられる大人になれたのは、旅のおかけです。
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私が中学生だった頃の運動会は、まず入場行進の特訓。一糸乱れぬ行進を目指して何度も繰り返し、わずかでもずれると先生に怒鳴られ、気が遠くなっていました。運動が苦手な私は応援席の背後に立てる看板を描く役をいち早く買って出て、何とか居場所を確保していました。しんどかったなあ。
そんな重苦しさはみじんもない令和の運動会で生徒達が最も盛り上がったのは、なんと古典競技のリレーでした。それも選抜リレーではなく、全員リレーです。不登校だった子、授業中いつも寝ている子、喧嘩ばかり起こす子、どいつもこいつも死に物狂いで走り、バトンを繋ぐ競技に全員総立ちで声援を送っていました。涙ぐむ人もちらほら…今も昔も、勝っても負けても、人は真剣勝負に心を動かされる生き物のようです。
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目的は美術鑑賞です。東京の美術館で黒田辰秋の作品を観てすっかり虜になり、彼の作品をまとめて鑑賞したい気持ちが盛り上がり、調べると京都の美術館でGWまで企画展開催中とのこと、これはもう行くしかないと即決! …したはずが新幹線の切符を手配するまでにはさらに一週間ほど間が空きました。
理由は「決めるのがめんどくさい」から(笑)。急に他の予定が入って切符をキャンセルすることになったらどうしよう、美術館のためだけに京都に行くのは無駄なのでは? ごちゃごちゃ雑念が渦巻く「めんどくさい病」にかかり「あ、これやってると自分の気持ちを大切にする人生を死んでも送れない」と気づいて慌てて切符を買いました。そこまですると気持ちは定まり、悩んでいた時間は何だったのか、今は楽しみしかありません。
「自分なりの目的や意図のある旅をする」数年前に立てた目標が一つ達成できそうです。
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東京と地方、富裕層と貧困層、男女。日本の様々な格差が淡々と描かれ、それぞれの立場で味わう理不尽が伝わってきました。二人の女性が、産まれ育った場所の「あたり前」をふりほどいて前を向く姿勢が美しかったです。勢いで原作の小説も読み、文字と映像の伝える情報の質量の違いを味わいました。
気持ちに勢いがつき、映画館まで足を運んで観たのは「プラン75」です。こちらも監督は女性で、女性を主人公とした映画です。
超高齢化社会のひずみに真正面から向き合った作品で、登場人物は一様に孤独で寂しく、心からの笑顔もなく、途中から観るのが苦しくなりました。私は人生の終盤をどのような気持ちで迎えたいのか、震えながら映画館を後にしました。
自分の人生を全て思い通りに生きるのは簡単ではないかも知れないけれど、追い求める価値は充分にあります。今からでもよく考え、できる手は全部打とうと令和4年度末、三月に決めました。
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パリへの旅行が決まった時は、真っ先に「エルメス本店でスカーフを買う」この夢を叶えようと思いました。
勇んで出向いたエルメス本店は、高級ブランドのお店がずらりと並んだ一角にありました。ガラスケースの中の1枚に目が留まり、広げてもらった最初のそれに一目惚れして即購入。決断の速さに店員さんが少し驚いていた事を覚えています。
それから歳月は流れ、久しぶりにエルメスのサイトを覗いてびっくり! 値段が当時の倍近くまで上がっていました。円安だけでは説明がつかない高騰ぶりです。あの時、迷わず買っておいて良かった。焼き鳥の串をひっかけて慌てたこともあるけれど、今も愛用しています。固かった布地もいまは柔らかくこなれて、秋冬の首まわりを彩ってくれています。
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まず外国の方は、体格差が大きいので手持ちの着物では間に合わず、メルカリ等で色々な寸法の着物を安く調達する所から始まるそうです。さらに着せつける時には、メリハリのある立体的な体を寸胴の着姿に近づけるよう、あの手この手で調整していく行程が大変なのだとか。「骨格から全然違いますから、悩みます」衣服という切り口から文化の違いを実感されている先生の言葉には説得力があります。
私も海外旅行に行きたい理由は「違いを知りたい、感じたい」これに尽きます。よく分からない価値観、圧倒される絶景。なんで? なにこれ? に突き当たるたびに自分の思考の限界を自覚し、拡張しようともがいている時が楽しいのです。
さて今年は何回、拡張の機会に恵まれるでしょうか…?
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それから三カ月、開幕後の熱戦は連日テレビやネットで伝えられている通りです。
私が試合と同じくらい注目しているのは、スタジアムを埋め尽くす観客の方々です。一喜一憂し、思いきり歓声をあげて応援する姿がまぶしい!
思えば東京オリンピックは無観客で実施され、歴史的イベントが自分の暮らす街で開かれている実感を持てないまま終幕しました。あの時の社会全体を覆う空虚感を知っているので、余計にドーハの盛り上がりを尊く感じます。スポーツを大勢で応援して盛り上げる楽しみを、機会に恵まれた人は思いきり味わってほしいなと思います。
あとは、日本チームが良いプレーをして、まだまだ重苦しい空気の日本国を活気づけてくれたらなお素敵ですね。
サムライブルーに期待!
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浴衣はネットを見ながら一人で着れたのですが、絹の着物は重たく、着付けている最中にずるずる滑って形が崩れてしまい、帯は結び方がイマイチよく分かりませんでした。質問できる人も周りにおらず、いつの間にか着物から遠ざかっていました。
このままでは日本人なのに日本の民族衣装を着れないまま死んでしまう。 やるなら今! と自分に発破をかけて着付け教室を真剣に探しますと、すぐに素敵な先生に巡り合い、楽しく通っているうちに着物の知識も深まってきて、興味は尽きません。
週に一度でも着物を着るといつの間にか手が覚えてきて、扱いにくかった袷の着物も、重くて固い袋帯も何とかコントロールしてそれなりに着付けられるようになってきました。
いつか着物を自分で着られるようになりたい、の「いつか」がぐんぐん近づいてきて、本当に嬉しい。初詣は着物で出かけるという目標も達成できそうです!
…ひとつ悩ましいのは、欲しい着物や帯がどんどん増えてくることですね(笑)。
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スイスに至っては、コロナ前とほぼ同じ状況でした。短い夏を楽しもうとレストランのテラスは歓談する人で賑わい、屋台が集結するフードフェスタは身動きがとれない程の混雑ぶり。もちろんマスクは誰もしていません!
郷に入っては郷に従え。私達もマスクをカバンに突っ込み、肉のたっぷり挟まったサンドイッチを大口開けてかぶりつき、アイスクリームを頬張った次第です。
外出してすぐに「あっ、マスク忘れた」と引き返す必要もない。不織布の中で汗が蒸れて不快指数をうなぎ登りさせる必要もない。最高か。
日本に戻ると、室内ではマスク着用が必須。時々「暑いなー」とマスクをずらすと生徒達がじーっと見てきます。「この先生、こんな顔してんだ」と好奇の目に晒されている事が感じられて何となくお恥ずかしい。
ロビンマスクってこんな気分だったのかな。
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墓地は区画整理が進み新しい墓石も増えていましたが、私が子どものころ訳も分からず手を合わせていた6体のお地蔵様は変わらずいらっしゃいました。石に刻まれた戒名を見てこの人はひいおじいさん、この人はひいおばあさん、と教えてもらいながら、ご先祖様を想像してみました。
日本が世界を相手に戦争に明け暮れた時代、兵隊にとられたり、食料が無くなったり、理不尽な出来事が続いてもしぶとく生きぬいて遺伝子のリレーを繋いでくれたお陰で今、私がここに立っているし、私の子どももいる。
感謝を伝えたくてもその人はもういなくて、心の中で唱えるしかない。
こういう静かすぎる行事は真夏にやるのがいいですね。
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その昔、私が出会った旅行者は、それぞれのやり方で音楽を楽しんでいました。ポータブルCDプレーヤーを持っている人が多くて、体力のある人は一抱えもあるラジカセをザックのてっぺんに括りつけていました。発売したてのiPodを持った人をみんなで取り囲み、質問攻めにしたのも良い思い出です。日本では見た事のない小さなカセットプレーヤーを現地調達している人もいて、それぞれの考え方や個性が光っていました。
今はスマホ一択だと思います。音楽だけでなくチケットも手配できるし、買物もできる。地図や時刻表も調べられるし、本当に便利ですね。スマホの登場で、旅の持ち物はかなり削減されたのではないでしょうか。
ちなみに私の音楽の楽しみ方は「完全現地調達型」です。飛行機に乗れば、全く知らないミュージシャンの曲を聴いてみる。街を歩けば、周りの人の会話(外国語)や、どこかから流れてくる音楽に耳を傾ける。吹きすさぶ風や、寄せる波の音を聴く。手ぶらでできる楽しみ方です。
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誰かに外見を整えるお手伝いをしてもらった事は何度かあります。その経験を通じて感じるのは、仕上がりの良さは相手の技術の巧拙より、私に好感を持ってくださっているかどうかが最後は決め手になるんだということです。お仕事感覚だと、どこか表面的な仕上がりになってしまう気がします。
ありがたいことに、表参道の彼女は私の事を「面白い、元気な人」と好意的に捉えて下さっていて、どうにか私の美点を引き出そうと奮闘してくださいました。
自分の希望を通すためには嫌われる勇気も大事ですが、いざという時に事をうまく運ばせる為には日頃から好かれていることも大事…、人間関係がもつれ絡まる学校にいると、身に染みます。日頃から明るく、誰にでも平等に親切に。情けは人のためならず、です。
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「そういえば、タイで野犬の群れに囲まれた時があってね…こりゃまずいわって思ったね…」
「日本の電気工事の精度ってすごく高いよ。パキスタンのキッチンの流しと、ペルーのホテルのシャワーで感電した時はびっくりしたなぁ(笑)」
「イランで風紀警察に捕まってね、警察署に連行されたの。イランのパトカーはベンツで、乗り心地は最高よ」
純朴な生徒達は目をまん丸にしながら大爆笑。ええーっと言いながら面白がってくれます。
過去に重ねた失敗、とほほな経験が面白おかしなネタとなり、今は人付き合いの潤滑油になっています。それなりのお金と時間を割いて海外旅行に出かけた効能がこんなところに出てくるとは! 旅に無駄はありません。
そろそろコロナも幕引きとなりそうで、再び想定外や予想外が巻き起こる珍道中に繰り出せる時が巡ってきました。子ども達に語れるエピソードの新作を仕入れたいですね。
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お金はないけどヒマはあった学生時代は交通費を浮かすためにひたすら歩き、そのおかげで京都の地理はすっかり頭に入りましたが、東京は二十年近く暮らしてもまだよく分かりません。街が大きすぎるし私も忙しい。この日は新宿、浅草、有楽町と主要な街を走り抜け、繋がりを確認できました。どこも灰色で四角いと思っていた街にも、個性がある事に気づきました。
歩道で掲げられた横断幕を読むのが楽しかったです。「〇〇部長頑張ってください!」「走れるなんて羨ましいぞ」「△△ママの挑戦かっこいい」…何万人といる市民ランナーの一人一人の人生が垣間見えました。
「東京マラソンってさ、応援してくれる人が多くて楽しいんだよね」レースの後、誰かがそんなことを言っていました。江戸時代から連綿と続く巨大都市の深い懐に飛び込み遊んだ一日でした。
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隣を見ると、私と同じく息を切らして登っている地元のご婦人が一人。両手に荷物をぶら下げ、よく見るとお腹が大きい。
持ちます、と身振りで伝えて荷物を肩代わりして歩く事しばし。最後は坂のてっぺん辺りにあったその人の家に招き入れられました。
アイランをご馳走になっていると、その人は荷物から子供服を出し、お留守番をしていた女の子の背に当ててサイズを確認していました。すぐ大きくなるしこのくらいが丁度いいわ、とか何とかそれらしきことを言いながら。
日本でも、いや世界中の家庭で繰り広げられているだろうありふれた光景がフェルメールの絵画のような輝きを放ち、私の目を釘付けにしました。
幸せって、ごく普通の暮らしが淡々と続いていくこと。目立たないし、当たり前すぎて誰もそれをことさら取り上げないことなのだと思います。
マスコミが不幸や異常や変異ばかり取り上げたがるのも納得がいきます。
当たり前を大切に。平凡は何より尊いですね。
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今年は帰省して羽を伸ばし、新年の目標も何も立てずに惰性的にここまで来てしまい、反省…。いや、資格のための単位取得など、動いていた部分もあるにはあるのですが、それにしても早い。何してたんだっけ?
この時期、自宅にはお雛様が飾られています。私が12歳の頃に揃えてもらったもので、着物の色も鮮やかなままに毎年すまし顔で箱から出てきます。
人形たちは微笑みながら問いかけてきます。お前は1年間何をしていた?毎年毎年、私の人生は同じ所をぐるぐる回り続けるだけなのでしょうか。
私に雛人形を与えてくれた祖母は昨年虹の橋を渡りました。笑っても泣いても、人は死ぬ。いつか死ぬ。
とにかく、まだ1年の6分の5は残っているわけで、ここに焦点をあてて計画するより他ありません。何をしたいのか、どんな自分になりたいのか、考えを整理して動いていくしかないですね。
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そういえば、はじめて海外一人旅の行先として選んだ台湾も、決め手は映画でした。
一時期アジア映画にはまっていたとき、とりわけ気に入った作品が全て台湾映画だったのです。私の感性に合う何かが、かの国にはある! と一方的に片思いを募らせ上陸しました。
結果、良い旅でしたし今でも詳しく覚えています。一度行った国は二回行かなくても良い、と考えているくせに台湾だけは別腹で何回でも行きたいと思います。そして今でも台湾の映画やドラマをこっそりチェックして泣き笑いしています。
大国の映画のように莫大な製作費をかけられない代わりに、脚本がよく練られ、人間がよく描けていますし、役者やスタッフの熱量や技量の高さがスクリーンからじわっと伝わってくる作品が多いと思います。
今年は蒸し暑い本当の台湾の夜を彷徨えるでしょうか。
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夕方に京都駅に到着した時は背中にザックを背負ったまま、駅ビル最上階に駆け上って京都タワーやイルミネーションを眺め、次の日から昔遊んだ思い出の場所を一つ一つなぞるように気ままに訪ね回っています。
ついでに奈良にも足を延ばして、古都大満喫です。いやあ、今思えばいい所で暮らしてましたわ。
遊びながら、頭の中では今までの人生を振り返り、棚卸しをしています。今年は大きく生活のベースを変えた年でもあり、ここを軸に楽しく充実した人生に展開していきたいところです。
まずは出来て当然の仕事を丁寧にしっかりこなして、周囲の信頼を得る。それから自分らしい仕事ができるようになる…このあたりが今年の目標になりそうです。
そんな事を考えながら、懐かしく美しい街並みを眺め、美味しい物を食べ、ひたすら充電しています。そして今年も絶対いい年にします。
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お友達のおばあ様の家でチーズフォンデュをご馳走になり、お菓子を食べて深夜までゲームやおしゃべりに興じ、楽しい一夜を過ごしたようです。
長女は野菜を栽培する部活に入り、活動日には土だらけの作業着と野菜を持ち帰ってきます。先日こっそり部活見学にいったのですが、すぐ側に立っているのに里芋の収穫に必死で私に気づきませんでした。
そして長男は高校受験。寒さも深まり少しずつ緊張が高まっている様子です。夜は塾に行っているので仕事が遅い日はすれちがいで会えないこともあります。まあ彼なりに頑張っていることでしょう。健闘を祈る。
こうして書き出してみると、子ども達は三人三様に育っており、私の出番は少しずつ減ってきていますね。
私が彼らに出来る事と言えば、いつでも応援しているというメッセージを送り続ける事と、将来の可能性をお金で狭めないよう、稼ぎ続ける事。私は体調に気を付け、ひたすら仕事に邁進する人生にシフトです。
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食後、店の裏手に回ると作り棚に見た事のない野菜がプラプラと揺れていました。握りこぶし位の大きさで洋ナシとかぼちゃを足して割ったような形、鮮やかな黄緑色をしていました。
眺めていると、ガイドさんが出てきて「それ、さっきのおかずのやつ」と説明されました。
究極の地産地消、近すぎるスローフード。原価なんぼやねん。
様々な思いが湧き上がったその時の野菜に先日、近所の店で再会しました。日本では「ハヤトウリ」と呼ばれお漬物等に使われる事が多いようです。
懐かしい気持ちでその時のおかずの感じを思い出しながらカレー風味の煮物にしました。
「なにこれ〜」と最初は敬遠していた子ども達も一口食べると「美味しい」「もっと辛くてもいいのに」といいながら完食。このアジアともインドともつかない味付け具合がミャンマー料理なんですよ。
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四月から中学校で働いていますが、感染予防の観点から様々な行事が中止されたり、縮小されています。以前はどんな段取りで各行事が計画されていたのか業務の内容がよく分からず、仕事を覚える機会を失ったまま時間だけが過ぎていきます。
ある日その不安を先輩教員に漏らすと「いや、今までのやり方が何でもかんでも良いわけではないし、行事関連の業務が教員の負担になっていた側面もあるから。コロナを機に、新しい行事運営の在りようが模索されるんじゃないかな」という返事がきました。確かに、昔のやり方をそのまま復活させるだけの方が不自然かもしれません。
どんな苦境に見舞われても屈せず、何なら社会構造を変え、意識改革を起こして活路を開いてきたのが人類です。そうかこれから変わるんだ、新しい社会に変わるんだ。そう思うと、心の中の漠然とした不安がワクワクに変わるから不思議です。
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佐渡島を一望できる高台のキャンプ場は海風が強く、初日はテントやタープの設営に四苦八苦しましたが、一度立ててしまえばこちらのもの。爽やかな滞在地でした。
朝食後に海水浴場に行けば、コロナの影響か人出は少なく、ダイナミックな日本海を満喫できました。
個人的なお楽しみは、日帰り温泉! 熱々の露天風呂につかって一日の疲れをいやし、さっぱりしたら地元のスーパーで食材を調達して戻る。みんなで夕食を作って食べて、普段は買わないジュースやお菓子、お酒もこの時ばかりは解禁して大盤振る舞い!
最終日は大雨の中、タープの下でトランプを楽しんだ後、帰りの道中でお土産を買って帰りました。
久しぶりの小旅行、やはり気が晴れました。車移動とキャンプ泊なら人ごみを避けて遠出できる事も発見でした。息苦しい日々が続きますが、それぞれに工夫して、上手くストレスをかわして笑顔で暮らしたいものですね。
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しかし、このまま歴史的ビッグイベントに何一つ乗っからずにおとなしく終わるのも忍びない。そこで週末、女子の自転車ロードレースを観戦してきました。
スピードの落ちる上り坂脇の歩道に陣取ったものの、その速さは想像以上で、あっちゅう間に目の前を駆け抜けていってしまわれました…。
観戦自体はごく短時間でした。でも何時間も前から道路を閉鎖し、交通整理していた警察官や自衛隊員、観客を誘導するボランティア、選手を先導する車とバイク多数、さらに万一に備えて予備の自転車を積んだ車に救急車。空撮するヘリ2機! オリンピックの規模と熱気は充分堪能できました。
莫大な人員の1人1人が任務を果たす事でこの巨大イベントがつつがなく動いている。その尊さに改めて震えました。人間ってすごい。どんだけ一途なんだよ。
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遠出ができない期間、頭の中で様々な旅のプランを立てていたので、免罪
符を得た暁には、隙をみてお出かけしようと目論んでいます。
やってみたいのは、地方のマラソン大会に出場して、ついでに観光もする
旅。レースは朝から始まって昼下がりには終わる事が多いので、午後に観光
や食事を楽しめます。なんなら美術館や博物館巡りも組みあわせられたら最
高ですね。
いずれは台湾のポンフー島めぐりマラソンに参加した後、台北の故宮博物
院で東洋美術にどっぷり浸って帰国する、というプランを実現させたいです。
あとは、近所で気軽に角打ちできる店を見つけて通いたいです。酒をちび
ちび飲みながら、やいやいおしゃべりする。その楽しさをすっかり忘れてし
まったので、また復活させたい。
…これ、旅行なんすかね? でも未知の店や酒や人と出会うのは、立派な
旅ですよね?
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リレーの選手に選ばれるような花形の生徒がいる一方で、運動が苦手で渋々参加している子もいます。
壊滅的にトロかった私には「マジ嫌です」と浮かない顔で練習に出ていく生徒の気持が良く分かります。勝利に貢献できない、足を引っぱる存在なのに、参加するのは苦痛でしかない。分かる。
でも、運動会はそんなに単純なイベントではないです。
社会に出て、華々しい成功を納めてスポットライトが当たる人は一握りです。広い世の中の一隅で、淡々粛々と職務を全うしている大人は沢山います。
鈍足であっても一生懸命走る子、上手い子の下でひたすら支えるだけの子。その一見目立たない存在こそが運動会を盛り上げ支えているのだと、大人達は分かっています。誰一人見逃さず、温かい目を向け心の中で応援しているのです。
それが私も分かるようになりました。だから「運動会って、運動のできる人だけが活躍するイベントじゃないから」と励ますのですが、生徒達はピンとこない表情です。うん、まだ分かんないよな〜。
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大都市の学校には多くの外国人の子弟が在籍していて、
外見や名前で分かる子もいれば、一見日本人かと思う子もいます。
イスラム教を信仰している女生徒は髪をスカーフで覆い、
ラマダンの時は給食をとらずに別室で読書などして過ごしているようです。
異国の土地で、自国の生活習慣や宗教行事を遵守していくのは大変だろうと思います。
こんな時役立つのは、自身が海外で「少数派」になった時の経験です。
イスラム歴に順じた社会のリズムや、男女で明確に分かれている生活空間など、
その社会のありようを短期間でも体験していると、
日本で暮らすイスラム信者が何に困り、どう理解して欲しいか、ある程度想像がつきます。
その昔、イスラム教の流儀を何も知らない私のような旅行者にも、親切にしてくれた人が沢山いました。
時が過ぎ、こうして日本で「少数派」になっている人たちのアイデンティティを理解して支援する事が、
その時の恩返しになればいいなと願いながら、働いています。
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未経験アラフィフからの正職員採用。
ありがたい反面、プレッシャ―も大きいです。
専門科目は美術ですが、配属は特別支援学級の担任です。
いわゆる学科は教えず、発達障害などが原因で学校生活を過ごす事が難しい生徒に人間関係の築き方や勉強の進め方を教える先生です。今は色々な先生がいますね。
すでに昨年度、幼稚園で多様な障害のある園児の介助を経験しているので彼らの思考や行動特性についてはある程度分かっているつもりですが、年代が変われば接し方もまた変わります。まずは素直に彼らを見ていく事から始まると思います。
「こういう先生になるんだよ」と子ども達に話すと、中学生の長男が「お母さんは障害って聞いても線引きしないで受け入れられる器の大きい人だから大丈夫っしょ」と言ってくれて、それが今のところ最大級のエールです。
モーツァルトもアインシュタインも発達障害だったらしいし、天才達がのびのび生きていけるよう、奮闘していきます!
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例えば通勤路に古道を選ぶ。もともと農村だった練馬は東京二十三区のう
ち庚申塚の数が最も多く、古道沿いにはお約束のように建っています。他に
も地蔵菩薩や馬頭観音、不動明王像もあり、好みの像を見つけてはスマホで
撮ります。推しもできました!
カーブや起伏が複雑な道は、かつて河川が流れていた場所です。頭の中で
鉄道や幹線道路を無くし、川の流れを復活させて、過去の風景を頭の中で想
像しつつ、現実では素敵なベーカリーやカフェにばったり出くわす。最高の
タイムトリップです。
考えてみたら私は海外に行っても、定番の観光地巡りは早々に終え、あと
は足が疲れるまでひたすら町を歩き、普通の人の暮らしの臭いを感じ取るの
が一番楽しかったので、どこでも同じ事をするのでしょうね。好奇心さえあ
ればどこでも楽しめる事に気づいた一年でもありました。
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剥き出しの生命力がぶつかり合う嵐のような所に毎日いると、幼児教育の奥深さを感じます。
幼稚園は成績表もなく、学齢になれば全員もれなく小学生になるので
「真面目にやらないと落第させるぞ」という脅しは通用しません。
なので、大人が提案する歌や踊りや工作、それらに園児さんが自発的に取り組んでくれるかどうかは、
子どもの興味や好奇心に上手く火をつけられるかどうかにかかってきます。
ある意味、指導者の教える力量が純粋に問われるシビアな環境だと思います。
幼い人達は正直なので、ちょっとでも「つまらないな」と思ったら最後、
他の楽しい遊びを探しに蜘蛛の子を散らすようにどっか行っちゃうのですよ…。
人を惹きつける声の出し方、やってほしい課題を分かりやすく伝える話し方、
手順を伝えたら、あとは本人の主体性に委ねる寛容力、
冗長になる前に切り上げて場面転換する判断力…。
集団を動かすために必要なスキルが全部学べる所です。
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今年のお正月は伊豆に行ってきました。
高速サービスエリアのトイレには14カ国語もの音声案内が装備されていて驚き。
東京から手軽に行ける温泉リゾート伊豆の、
かつての外国人客の賑わいのすごさを感じました。
この小旅行を通じて印象に残ったのは、日本の観光サービスの質の高さと安さです。
比較的手ごろな価格のホテルに泊まったのですが、
室内にお土産の菓子折りが置いてあり、ふるまい酒も頂きました。
夕、朝食は伊豆沖で獲れた新鮮魚介たっぷりのお料理、ご飯と味噌汁はおかわり自由。温泉入り放題。
お部屋は3LDKで広々。お布団ふかふか。何よりスタッフの態度が温和で丁寧!
欧米でもアジアでも、このレベルのサービスを得ようと思ったら、間違いなくもっとお金を積まないと無理です。
日本が外国人に人気があるのは当然ですね。
計らずも日本と他国の経済的な開きを痛感する事になったのですが、
それでも「日本では旅行に行った気がしない。言葉が通じて簡単すぎる。つまらん」と
豪語する長男のように、若い世代は遠慮なく世界を自分の目で見て欲しいと思いますし、
私たちも好奇心いっぱいに元気に世界に飛び出す日本人のお手伝いをしていきたいと思う所存でございます!
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おしゃべりしながらバギーを軽く突き放して数メートル前に転がし、そこ
まで走っていってまたドンと押す、というやり方でジョギングと両立させて
いるのです。
走るのが好きなのは分かるけど、赤ちゃんの乗り心地はどうなんだ? 2
人別々に走って、赤ちゃんと片親は留守番するやり方はダメなのか? 日本
でここまでジョギングに固執している人は見た事がない…等、複雑な思いで
眺めていたのを覚えています。
ところで先日、初めてフルマラソンを走りました。何とか完走はしたもの
の、レースの内容には大きな不満が残り、達成感どころか
「こんなんで満足してたまるかよ」
と悔しさが噴出してきて、よりタフで軽やかな走りを目指したくなりました。
最近ロンドンのジョギング夫婦をよく思い出します。熱意が高じてくると
人はすべからく変人の域に入っていくのかも知れませんね…。
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そして今、石神井川沿いのいちょうは黄色く染まっています。
幼稚園で働き始めてはや5ヶ月。今年は新園児の入園も6月からと異例のスタートでした。
自分に子どもはいても、大勢の他家のお子さんと接するのは初めての経験で、上手くお付き合いできるかどうか、好きになれるかどうかは全部未知でした。
もしよそのお子さんを好きになれないのであれば、信頼して預けてくれる親御さんを裏切る事になります。すぐに辞めて他の仕事を探そうと思っていましたが、嫌いになるどころか愛情は日増しに強くなる一方です。特に、入園当初出来なかったことが出来るようになっている瞬間を見ると喜びと感慨が両方わきおこり何ともエモい!
福祉・教育系の仕事は成果が見えづらいかと思っていましたが、人の成長を促し見守るのは奥深く面白いです。育つポイントが個々に違うので。
私は意外と人間と関わるのが好きだったんだなあと、自分の知らない一面を発見できたのも収穫でした。
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こちらのツアー開催にちなみ、自分の好きなことを体験としてシェアする!「TABICA」にて江古田のおすすめ店をイラスト連載しています。
江古田ツアー参加お申し込みはこちらから
今日は確かな品が手に入る、江古田の名店「環」さんをご紹介します。
店主の、伝統工芸に対する確かな見識が冴えわたっています。
それに加えて、たわいのない雑談も楽しいのがポイントです。
【東京・江古田】開店1時間で完売の幻ベーカリー&由緒ある神社を巡る旅。
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西武池袋駅から普通電車でわずか3駅。江古田駅周辺には今もレトロで懐かしい商店街が広がる魅力的な街です。8月から、この街を散策するお手軽なツアーを催行しています。
昭和レトロな喫茶店、ここでしか手に入らないレア商品を売る雑貨店など魅力的なお店が集まっていますが、とりわけパン屋さんがひしめき合う激戦区で、江古田は知る人ぞ知るベーカリーのメッカです。
ツアーでは、開店から1時間程で売り切れてしまう幻のお店も含め、おすすめのベーカリーやスイーツ店、昭和レトロな喫茶店を中心にご案内いたします。
開店時間はお店によってばらつきがありますので、次のお店が開く間、江古田にある3つの大学のキャンパスを巡ったり、歴史ある神社を散策して、江古田の歴史や特長についても案内いたします。
最小限の設備で、一つずつ丁寧に手作りされているお店が多いため、参加者数は最大3名様とさせていただきます。
【開催日】
10月 3日(土) 10:00〜
10月24日(土) 10:00〜
10月31日(土) 10:00〜
【お申し込み方法】
自分の好きなことを体験としてシェアする!
「TABICA」よりお申し込みください。
みなさんとご一緒に歩けることを楽しみにお待ちしております!
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今日は、創業大正5年のベーカリー「マザーグース」さんをご紹介します。
きつね色に焼きあがった懐かしい定番のパンがガラスケースの向こう側にぎっしり並んでいるのが外からよく見え、通る時はいつも目を奪われてしまいます。
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日本は南北に伸びた国土のため、国内でも気候が大きく変わります。それに加えて険しい山や複雑な海岸線で集落が分断されるため、各地で独自文化が形成されたのが最大の特長だと思います。
山一つ越えたら方言が変わる、栽培している作物も変わる、という集落はざらにありますよね。平地部の多い国で、何百キロ移動しても似たような町が現れるのとは対照的です。
真夏の北海道で、急に寒くなって宿の人がストーブを焚いてくれた事。
合掌造りの民家が残る富山・岐阜の山間部で稲作が始まったのが昭和三十年代という事実を知った時の驚愕。
沖縄の離島を直撃した台風の強烈な威力と、停電復旧に1週間かかる離島の暮らしの不自由さ…。
その土地ならではの苦労と自然の豊かさを両方受け入れながら暮らす地元の人の努力に敬意を表しつつ、あとは観光客らしく沢山美味しいものを食べてお土産を買って、経済を応援できればと思います。
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GoToキャンペーンから除外された東京都。
遠出できないなら地元を楽しめば良いわけで、都内の見どころを徒歩でめぐるツアーをいくつか、8月から催行しています。
私の担当は練馬の江古田ツアー。古道・史跡の類を実際に巡りながら、巨大な江戸の町機能を支えた近郊農村部の役割や暮らしぶりを紐解きます。かつては「練馬のアメ横」の異名で賑わった駅周辺、昭和の香りが残る商店エリアも見どころです。
練馬の街中には、石塔や石像が沢山残っています。
それらを古地図と合わせて見ると、当時の物流事情が浮かんできます。
また、美術的観点からも素朴でユーモラスな造形が魅力です。摩耗、破損している物も多いのですが、今も近隣の人がお供え物を欠かさず大切にされている像もあります。
京都にいた時は寺社巡りと仏像鑑賞に明け暮れていましたが、東京でははなから期待できないと、お寺や仏像については真面目に調べていませんでした。
まさかこんな足元に素敵なお宝があったとは! コロナ禍も悪い事ばかりではないのです。
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「木舟さんはお子さんを連れてイギリスとか、行かれたんですよね。今じゃ考えられない、貴重な経験ですよね」
という話になりました。
まあ、そうかも…。
とはいえ、海外に行けない今がつまらないわけではなく、新たに始めた幼稚園の仕事はめちゃくちゃ楽しいし、地元を巡るミニツアーやオンラインイベントを企画したり、刺激は多く充実しています。
仕事や生き方に行き詰ってもどうにかなる、どうにかしようと動き回る強かさを養ってくれたのは、間違いなく慣れない海外の街をあちこちウロウロした経験だったと思うし、そういう意味では旅行は思考を柔らかくする訓練になりますね。
軽率を勧めるわけではないけれど、人生いつ何が起きるか分かりません。今から1年前にオリンピックが延期になることを誰が想像したでしょうか。時間と可能性の有限を自覚して、やりたい事があるなら先延ばししないでさっさと動いた方がいいですね。
私も今できることを精一杯やってみます。
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「稼ぎに追いつく貧乏なし」のことわざに従い、6月から幼稚園で働き始めました。
保育士の資格は持っているものの実務経験は一度もなく、面接でその事に触れたら「あなた明るいから大丈夫」の一言で即採用、首の皮一枚繋がりました。
他にもちょこちょこ、知人を通じてオンラインで仕事をいただき、ありがたい限りです。
ゴッホみたいに自らの信念や志をつらぬき、だれも買わないけど描く、極貧でも描く、そんな人生に憧れもしますが、今私がそんな生き方を選ぶと子ども達を貧困に道連れにすることになりますし、どちらかというと私は「何の仕事をするか」よりも「仕事を通じてどんな気持ちになっていたいか」の方が重要みたいです。
これといった指針もない、クラゲみたいな流され人生に自己嫌悪する時もありますが、今みたいに環境がすごい勢いで変わっている時の転身や切り替えの早さはピカ一。
そういえば、クラゲは人間より早く地球上に生まれて、過酷な生存競争を勝ち抜き今も生き残っていますよね。
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昔、西表島の民宿で少しの間、アルバイトをしていた時期があります。
繁忙期を過ぎると仕事が無いので、
石垣島から来る高速船の到着時刻に合わせて港に行き、
降りてきた乗客に宿にこないか誘います。
最初は客引きなんか無理、
人見知りだし絶対できないと尻込みしましたが、
待っていても収入はありません。
開き直った結果、私は客引きを面白がってやりました(笑)。
宿にはレンタカーもあったので、泊まらないけど車は借りたいという人を見つけたり、タクシーが捕まらなくて困っている人を宿の車で送り、お小遣いをもらったり。
稼いだ額は知れたものでしたが、私は「やれば出来る」と謎の自信をつけました。
客引きに向いていないのではなく、単にやりたくないだけでした。
ポイントは、何回無視されてもすぐ笑顔を作って次の人に声をかけ、あたる人の数を一人でも多く増やす。お金を稼ぐというより、人のお困りごとを解決する気持で取り組む。すると、感謝がお金に形を変えて返ってきます。
どんな仕事にも通じるコツをつかめた、貴重な経験でした。
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在宅が続くと気持ちがふさぐので、出来れば何か新しい事を始めてみると良い、とどこかに書いてあり、ならば普段滅多に聴かないラジオでも聴いてみようかとスマホにアプリをダウンロードしました。
番組は、学生の頃以来のNHKの英会話。例文に登場する人物はアメリカやフィリピンに行ったり、混雑した学食で注文したり、コロナなぞ全く関係なく自由に生きているので痛快です。
講師の方も、台本通りに明るく楽しく文法や違う言い回しを説明して、ダジャレ連発でコロナの話題が全く出ないのが逆にありがたい。
要するに、連日コロナ関連情報にさらされて右往左往するのに疲れていたんですね、私。
最近は、当てにならない感染者数や精度の低い抗体検査の結果に一喜一憂するのは止め、今は未来への投資期間と位置付け暮らしています。
昔と変わらぬラジオ英会話の音声が私の心を整えてくれます。
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そして、ここ数カ月でその事が証明される出来事が続いていますね。
旅行業をしているし子どももいるしで会う人には「大変だね。大丈夫?」と言われますが、まあ大変なのは今に始まった事じゃないし、自分の暮らしよりむしろ気になっているのはモルディブ、国民の9割近くが観光業に従事しているような国です。
臨時休業しているリゾートも多いようで、沢山働いていた人たちは今何してるんだろう? 案外魚釣って食って、たくましく、のんびり暮らしてるかもな…などと勝手に想像を巡らせています。
日本も他国から見れば五輪開催というイベントを抱え、かなり負担の大きい国に映るかも知れませんね。
でも見方によっては、世界レベルの時代の転換点に出会えたのはすごいチャンスだともとれます。現実を冷静に見据え、目の前にある次の時代を生き抜くヒントを見つけたいですね。
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まだ子供が小さい頃、カフェを5年ほどやっていました。家には未就学児が3人いて、年中何かしら体調を崩す彼らをそばで看病しつつ、私は絶対休めないし、うつされたら一大事。「どうしたら病気にかからないか?」を自分なりに重ねてきた小さい工夫が今更ながら役に立っています。
文字にするとあっけないのですが…手洗いとうがいを丁寧にすること、沢山寝る、2月は人の集まる場所に極力出かけない、です。最近はここにジョギングと筋トレ、鼻うがいも習慣化させて更に強化させました。
冬だけでなく、一年中続けるのがポイントです。
免疫力も筋力と同じで、毎日続けて少しずつ強めていくしかなく、近道はありません。家庭の事情がどうあれ、体調を崩せば100%自己責任だった厳しい時代に今は感謝しています。
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先月はヨーロッパに旅をしました。
さあ日頃の願いが叶う時です!
毎朝パンにジャムを好きなだけ塗り、レストランに入ればパスタにサンドイッチと洋食しかありません。大喜びするかと思いきや、最初のうちだけでした。
「もうパン飽きた」
「パスタ量多すぎ…」
「米食いたい、コメ!」
猛烈なお米コールが起きたので、こっそり目を付けておいたエスニック料理店に連れて行き、ビリヤニを注文。チキンの旨味をしっかり吸い込んだ米がお皿にどーんと盛られてきました。
かなりスパイシー、本場の味つけ。普段ならきっと食べない強い風味と辛さだったにもかかわらず
「ごはん!」
「うまい!」
とガツガツ食べて、あっという間にお皿は空になりました。
夢の洋食生活は数日でギブアップ。
帰国後はごはんが続いてもクレームが起きなくなりました(笑)
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彼らは欧州の大学で選ばれ、奨学金を得て日本に来た優秀な学生達で、普通に2〜3ヶ国語話せる人もいましたが「日本語はとても難しい」と全員にぼやかれました。
2〜3ヶ国語といってもラテン語から派生した言語に限られているので、彼らにとって習得はそれほど難しくないらしいのです。しかし、日本語は何もかも違う言語。特に漢字の読み書きや送り仮名に苦戦するようでした。
結果どうなるかと言うと、日本にいても友達になるのは外国人同士。日本人と話す機会は「コンビニ店員だけ」という毎日になってしまうようです。
日本人が留学すると、日本人同士で群れてしまうと聞くことがありますが、それは逆もしかりですね…。
和食を一緒に作ったり、坊主めくりをしたり、近所の神社に散歩したステイ中の出来事を、せめて日本人と交流した思い出にしてもらえたら幸いです。
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バッグのはじが破れているのを「危ない」と指摘してくれたり、道を訪ねたら目的地まで歩いてくれたり、猛暑の中、坂道を登っていたら妊婦さんに追いつき、なぜか家に招き入れられて冷たい飲み物をご馳走になったり。
世界各地でもらった小さな親切ってどうやってお返ししたらいいのか…と考え、この秋から外国人留学生に一晩家にステイしてもらうボランティアを始めました。イタリアやフランスの大学生と一緒に夕飯を作ったり、近所の小さな神社まで散歩したり、ごく普通の日本人の暮らしを知っていただく活動です。
つたない英語と日本語のやり取りで果たしてどこまで私たちの考え方や暮らしを理解してもらっているか、満足していただいているか、手探りの段階ですが今のところ、楽しいです。
長男は「ついに旅館業を始めたのかと思った」そうですが、ボランティアだから! そして学校のお勉強じゃない、英会話の本格実践の機会を作っているんだからね!
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古い文化が残っているのは歴史地区に限らず、むしろ最近では交通の便の良くない山あいの街や半島の先に原風景が残っている事が多いようです。
能登の朝市でおばあさん達が出す魚や野菜の露店を見た時、私の曾祖母がリヤカーを引いて山を越え、行商に出ていたエピソードを急に思い出しました。
朝市の屋台。いしるを塗って焼いたあつあつの竹輪! うま〜!
畑でとれた野菜や釣った魚の余分を町に出て売る、そんな小さな商いを営む女の人達が昔は日本中にいたのでしょうね。そして、こんな風に地元の産物でつつましくも独特の文化を築いてきた土地というのは世界中いたるところにあるのだと思います。
チャンスをつかんではるばる日本にやってきた留学生たち。日本独自の文化に沢山触れて知るのと同時に、表面的な違いを越えた人間の本質的な生き方や共通点にも気づいて欲しいなと思います。
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リサイクルショップに電話しても少量すぎる、忙しいなどの理由で断られ、最後に電話した店のおじさんが二つ返事で駆けつけてくれました。
おじさんは相方にイラン人を連れてきたのですが、その人の日本語がとても上手いのです。敬語も丁寧語も使い分け、発音も明瞭。逆におじさんは典型的な下町言葉でしかも早口、何を言っているか良く分からない(笑)。そんなデコボココンビのおかげで店内はキレイに片付きました。
旅行で、お客様として外国に行くのであれば、片言の英語でもなんとかなるのですが、仕事をして生活していくとなると話は違います。彼の流暢な日本語は、この国で生きていくための強力な武器になっていると感じました。
この事を思い出すにつれ、少しでもいいから英語の勉強を続けようと思うのですが、現実はそう上手くいかず…。
しばらくどこかに籠って英語修行したくてたまりません!!!
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次の日、たまたまフロントで彼女と私が二人きりになりました。
本島でひめゆりの塔を訪ねたと話すと「どう思った?」と訊かれました。
「史実が重すぎて、言葉が見つからないです」と答えると、女将は戦時中九州に疎開していたこと、本島に残った友人達はひめゆり学徒隊に動員され、皆亡くなったことを事務仕事の手を休めずに淡々と話してくれました。
最後に「沖縄を観光で楽しんでくれるのはいいの。でも、そういう事があったということも知って、忘れないでいて欲しいの」と話を締めくくりました。
後で知りましたが女将は民宿経営の傍ら、沖縄料理の研究家でもあり、本も出版して精力的に活動されていました。
年齢を伺ってびっくりしたけれど(今でいう美魔女)、睡眠時間は毎日4時間、ほぼ無休で働いていると笑っていました。
人生を無残に絶たれた友人の分まで懸命に生きようとしている背中でした。
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バスの窓から見える雰囲気があまりに可愛い村があり、何も考えずに途中下車しました。
ホテルはおろかレストランや商店すらあるのか怪しい小さな村。紆余曲折あって、村人のお宅に泊めてもらえる事になりました。
朝起きると家の奥さんが手招き。行ってみるとテーブルの上にスポンジケーキが山と盛られており「どうぞ」。
一瞬迷いました。素泊まりの条件だったはず。後から朝食代を追加で払えと言われるんじゃないか…?
奥さんはコーヒーを並々注いだカップをドンとテーブルに置き、目で促してきます。
「ええい、騙されたら、勉強代と思えばいいや」と肚をくくって席につき、一口頬張ればまあ美味しい事美味しい事。後でお金を請求される事は無く、私が疑り深いだけでした。
この一件以来、相手に最適な親切を的確なタイミングでポンと差し出せる余裕ある人になりたい! という理想が私の中に出来、それ以来、そのようなふるまいが出来ているかどうか時々自問しております。
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先月(2019.6)スリランカとモルディブの研修旅行に行くにあたり、どんな服装で行けば良いかよく分からず、相談にのっていただいたのがカラーコンサルタントの入澤あきこさん。
彼女は学校で色彩学を教えたり、洋服のスタイリングを主に手掛けていらっしゃいます。女性起業家サロンでお目にかかってから何度かお話をする機会があり、そのお人柄や装いに関する深い知識、洞察力に感動して5月某日、お買い物に同行していただきました。
35歳からの「自分スタイル」を作るショッピング同行レッスン@新宿
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彼女に事前に服を見立ててもらったおかげで、出張前は「何着ていこう」と慌てる事もなく下調べなどに時間を使うことが出来ましたし、現地ではホテルマネージャーとの会食から船に乗っての沖釣りまで(これは本当に想定外w)、あらゆるシーンに対応できました。
予算を伝えれば金額に応じた洋服を探して頂けますし、何より、自分一人で街に出て、あちこち店を回ったあげくにいつもと同じような服を買って疲れただけ…という結果にならないのはありがたいところです。せっかくお金と時間を使うのだから、自分のイメージがぱっと好転する体験、ファッションの醍醐味を味わいたくないですか?
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毎日ホテルを移動し、マネージャーに部屋や設備の案内をしてもらい、食事もご一緒して、さらにその合間に観光もして…となかなか忙しいスケジュールでした。
プラスチックごみが世界的に問題になっていますが、スリランカでもモルディブでも、紙製ストローがすでに当たり前でした。プラストローを使っている店は「イケてない」と現地駐在の日本人スタッフが断言していたのが心に残っています。
モルディブのリゾートでは、海水を精製した飲料水がガラス瓶に詰められて、各部屋に置いてありました。
これはペットボトルを減らす取り組みの一つです。
右下のポケットに入っている瓶が飲料水。
海洋学者を招聘して、海の状況を調査させたり、宿泊者に向けて環境保持啓発のための講義を開いているリゾートもあるそうです。
自然を守る意識が想像以上に高く、プラストローが未だに主流、街のそこら辺にペットボトルが落ちている日本の現状がちょっとお恥ずかしく感じられた旅でした。
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・旅レポ01 スリランカを代表する2つの世界遺産を巡りました
・旅レポ02 無数の島々の国モルディブ、水上飛行機で移動します
・旅レポ03 モダンな雰囲気が持ち味のリゾート【ノク・モルディブ】
・旅レポ04 海中レストランもあるラグジュアリー・リゾート【コンラッド】
・旅レポ05 絵本に出てくるような可愛い島【ミリヒ】
・旅レポ06 お手頃な価格帯で楽しめるリゾート【アマヤ・クダラ】
・旅レポ07 島の規模が大きく、スパもおすすめ【センターラ・グランド】
さあ、いよいよ旅も終盤となりました。
センターラ・グランドからボートに乗り込み、空港がある島まで移動します。
アリ環礁にあるマーミギリ空港。島は今までの華やかなリゾートと一転、ひなびていて静か。
こういう雰囲気も嫌いじゃないです。と言うか、大好きです…。
空港のチェックインカウンターではパスポートのみ提示すれば搭乗券を出してくれます。
ここで1点注意。モルディブ国内線の飛行機には、アルコールの持ち込みは禁止されています。リゾートにいるとあまり意識することはありませんが、ここはイスラム教の国。もし荷物の中に酒類が入っていると没収、場合によっては罰金が科される事もあるようですので、お酒はリゾートの中で楽しんでくださいね。
空港内にある売店。モルディブの通貨ルフィヤで販売されています。
リゾートでは米ドルでの表記が普通でしたので、新鮮です。
機内の注意書きはモルディブの公用語(ディベヒ語)が使われていました。
これもリゾートではまず目にしなかったので、不思議な気分です。
この国はリゾートエリアとローカルエリアで、全く世界が違うのですね。。
マーレ空港の国際線出発ロビーは、一度入場すると再度施設外に出る事はできません。
もし、帰国の前にマーレの街中を散策してみたい場合、ローカルのスーパーで買い物をしたい場合はガイドツアーもあるようです。
空港内のお土産物売り場。
小さな空港ですが、かなり充実しています。
他国で生産された商品が多く、輸送量が上乗せされているのか割高な印象でした。。
キッズコーナーもありました。
最後のお買い物も楽しんで、沢山の思い出とともに日本に帰ります。
駆け足でスリランカ、モルディブの5つのリゾートを巡る旅でした。
スリランカも、モルディブも観光地の発展は進む一方です。特にモルディブは島ごとに個性ある魅力的なリゾートが沢山ありますので、今回のレポートも参考に、お好みにあうリゾートを見つけてくださいね!
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・旅レポ02 無数の島々の国モルディブ、水上飛行機で移動します
・旅レポ03 モダンな雰囲気が持ち味のリゾート【ノク・モルディブ】
・旅レポ04 海中レストランもあるラグジュアリー・リゾート【コンラッド】
・旅レポ05 絵本に出てくるような可愛い島【ミリヒ】
・旅レポ06 お手頃な価格帯で楽しめるリゾート【アマヤ・クダラ】
・旅レポ08 リゾートからマーレへ、ボートと国内線を使って
今回の旅で最後に訪ねたリゾートです。
センターラ グランド アイランド リゾート&スパ モルディブ
島は比較的大きく、ファミリーからハネムーンまで幅広い層が楽しめるリゾートです。
タイ系資本とあって、美味しいタイ料理がいただけます!
また、少し前まで日本人スタッフが常駐していたという事で、そのせいでしょうか。
日本語で書かれた丁寧な資料をいただきました。言葉にご不安のある方も安心してご滞在いただけます。
デッキの向こう側、ベージュのフェンスで囲われた部分は改装中のインフィニティプールです。(2019.6)
インスタ映えしそうなポイントがリゾートの随所にあります!
水上ヴィラ。
陸上ヴィラ。丸屋根が可愛らしいです。
こちらはスパに力を入れているリゾートで、設備が大きく、ハーブティーやオイル、石鹸などの直販もあります。
お試しで40分間のフェイシャルスパを体験しました。顔への施術だけかと思いきや、足の塩マッサージから始まりリラックスできました。他にもタイ式マッサージ、フットマッサージなど男性も気軽に受けられるメニューが豊富に揃っています。
マリンアクティビティにも参加しました。夕方から夜にかけてのフィッシングツアーです。船で少し沖まで出てから釣り開始。
写真に写っているカラフルなリングがリール兼釣り竿になります。日本では見た事のない、豪快な釣り道具です! 針に餌をつけ、リングに巻き付けてある釣り糸をほどきながら海中にたらし、あたりが来るのを待ちます。
釣りが好きな人はもちろん楽しめますし、それほど興味が無い人も、夕暮れ時の移り変わる景色をのんびり楽しめます。
朝食は「THE CLUB」で取りました。こちらは追加料金を払いIsland Clubコースを申し込んだお客様だけが入れるレストランです。アラカルトメニューに加え、フルーツやチーズなどが一部ブッフェ形式で提供されます。インテリアが可愛くお洒落です。
赤くて可愛い潜水艦はグラスボート。船底がガラス貼りになっていて、シュノーケリングやダイビングがまだ難しい小さなお子さんも魚やサンゴを見て楽しめます。
ビーチにあったサイン。遊泳時間が定められていたリゾートは、今回訪ねたリゾートではここだけでした。
基本的にどこのリゾートも、個人の遊泳については誰も守ってくれません。
日本の海水浴場のように遊泳区域が決められていたり、救助訓練を受けた監視員が常に見守ってくれるような丁寧さはありません。
「自己責任」ですのでくれぐれも安全に注意して海遊びをお楽しみください!
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・旅レポ01 スリランカを代表する2つの世界遺産を巡りました
・旅レポ02 無数の島々の国モルディブ、水上飛行機で移動します
・旅レポ03 モダンな雰囲気が持ち味のリゾート【ノク・モルディブ】
・旅レポ04 海中レストランもあるラグジュアリー・リゾート【コンラッド】
・旅レポ05 絵本に出てくるような可愛い島【ミリヒ】
・旅レポ07 島の規模が大きく、スパもおすすめ【センターラ・グランド】
・旅レポ08 リゾートからマーレへ、ボートと国内線を使って
ミリヒ・アイランド・リゾートから再びボートに乗り込み、
10分足らずで到着したアマヤ・クダラ・モルディブ。
ここはスリランカ・ダンブッラで宿泊したアマヤ・レイクと同系列のリゾートです。
島内の樹木はよく育っています。
陸上ヴィラを海側から見るとこんな感じです。
さらに近づいて、陸上ヴィラの全容
水上ヴィラ。建物はどれも白で統一されています。
どのカテゴリーの室内も、青をポイントにあしらったインテリアです。
シンプルで上品にまとめられていました。
こちらは、宿泊した部屋のベッドです。天蓋付き。
遊泳ポイントを示した地図。
この島は周囲に堤防があり、外洋からの強い波を防いでいます。
堤防の内側(水色部分)は波が穏やかでお子様も安心して遊べます。堤防の外周側(オレンジ色)は波が高く注意が必要ですが、リーフが充実していて魚も沢山見られますので、シュノーケリングをお楽しみください。
今まで訪ねたリゾートでは意外になかった自転車。宿泊者は自由に使えます。
インフィニティプールから見るサンセット。
とても幻想的です。ハネムーンの方もちらほら。
レストランで夕食を終えて部屋に戻ると、チェックアウトの時刻などを記したレターが部屋のドア下に差し込まれていました。
コンラッドのように部屋のTVに連絡メールが入るスタイルもあるようですが、このように紙のレターが届くリゾートもまだまだ多いようです。
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