2018.11.30 Friday
素敵な思想に触れる旅の巻【たびえもん通信81号より】
一人旅をしていると、同じような人と一緒に旅したり、部屋をシェアする事もあり、その中で印象に残っている韓国人の女性の話をします。
彼女とは数日間過ごしました。
お互い中学レベルの英語だった事が幸いして意思疎通は上手くいき(笑)、最後にこんな話をしてくれました。
彼女のご両親は教師で、かなり右寄りな思想のもと、一人娘の彼女に「日本人は最低最悪」と教え込んだそうです。彼女も素直にそれを信じ込み育ったのですが、社会人になってお金を貯めてから人生初の海外旅行先を日本に決めたそうです。
「実際に行ってみないと、本当はどんな国か分からないんじゃないか?」
と考えたからだとか。
旅行は楽しく、彼女が韓国人と分かってもみんな親切なので「日本が好きになった。日本人でもいい人は沢山いるよ。それから私は嫌いな国から旅する事にしたの。嫌いを好きに変えるためにね」と言っていました。
その考え方や行動力がね、すごく良いなあと思いました。
彼女はNHK Eテレの韓国版に当たるTV局で脚本家をしていると言っていましたが、きっと彼女なら、子ども達に向けて偏見のない、良質な番組を作ることが出来るだろうと思います。
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